文久永寳 (明治維新を迎える5年前という激動の時代、文久永寳は文久3年2月(1863年)から明治2年(1869年)迄の約7年間鋳造された銅四文銭です。文久3年は、寛永通宝四文銭安政期銭の開鋳から6年後にあたります。文久永寳の制作、特に仕上げ工程のヤスリがけは寛永通宝四文銭安政期銭とほぼ同一ですが、材質は安政期銭より硬い金属で、安政期銭とは別の材質規格で作られている古銭。)